今回は超能力は実在するのか?シリーズとして、
旧ソ連時代にレニングラード大学で学者達の手によって研究された
一人の主婦をご紹介したいと思います。

 

彼女の名はニーナ・クラギーナ。
2人の子供を持つ主婦でした。

 

 

サイコキネシスで出来る事は?

ニーナの持つサイコキネシスとは
物体に触れる事なく動かす事が出来るという超能力です。

マジックは種も仕掛けもありますが、そういった物を使わずに出来るのがサイコキネシスです。
手を使わずに様々な物を動かせるので、
研究が進めば医療の世界などで活躍するかと思われます。

 

実際、まだ彼女自身が自分の超能力に気がついていない時代に、
冗談半分で歩けない両足麻痺の青年の足を念力治療すると、
その青年が3ヶ月後に歩けるようになった、という報告もあります。

 

ニーナの場合は、手を触れただけで、触れられた相手を火傷させる事も出来たので、
精度が上がれば、例えば体内に腫瘍を焼いてしまう事も出来たのではないでしょうか?

 

また、実験ではカエルの心臓を止める事も出来たと報告があるので
人間にもダメージを与える事は出来たのでしょう。

 

立てこもり事件など起きた時、
犯人に腹痛や頭痛など起こす事が出来るのかもしれません。

 

ただ、このサイコキネシスという能力・・・

リスクがあるのです。

 

サイコキネシスのリスクとは?

サイコキネシスのリスクとは、
力のコントロールが利かないこともあり(発火させてしまう)
ニーナ自身の肉体に多大なダメージを与えてしまう事です。

 

実験報告によると、
ニーナがサイコキネシスを行うと、まず彼女の脊髄に激しい痛みが走ります。
彼女が体内で電気エネルギーを生成し、
それが脊髄を刺激してしまっているからだと考えられています。

 

生成された電気エネルギーで物体浮遊などがかのうになるわけですが、
ニーナ自身の体が以上に熱くなり、
血圧110〜180にもなったと言われています。

 

さらにその電気エネルギーが彼女自身の手の皮膚に火傷を負わせ、
着ていた服も燃えてしまう事があったようです。

 

つまりニーナのサイコキネシスとは
何らかの方法で体内で電気エネルギーを生成し、
それを体外に放出する事で物体に作用させる

とう超能力なのです。

 

 

ただ、実際は生成した電気エネルギーのすべてが放出されるわけではなく、
半分は体内にとどまり、彼女の体を傷つけてしまうのです。

 

なので超能力実験自体も一日30分しか行う事が出来ず、
5分実験したら5分休憩、としないと、体がついていかないほど過酷だったようです。

 

電気エネルギーの生成には相当のカロリーを必要とするらしく、

30分の実験で2kgも体重が減ったという報告もあります。

 

ただ、残念ながらニーナの超能力の秘密は未だに謎のままです。

 

前述した両足麻痺の青年の足を治したのも、
彼女の電気エネルギーがその青年の体内電気信号伝達に
良い影響を及ぼしたからでしょう。

 

この謎が解明されるのが待ち遠しいですね。

 

ニーナ自身はその青年を治すまでは自信に超能力があるとは気付いておらず、
青年の回復に驚いた医者達が大学に報告した事で
超能力がある事に気がつきました。

 

それまでは普通の主婦で、ノイローゼで入院していた時に
透視ゲームをしていた程度だったようです。

 

訓練すれば私たちも超能力が開花するかもしれませんね。